私達は外出の際に道に迷ったり、方角がわからなくなることがあります。
また、バスや電車の利用時、買い物先の店内などで困ることもあります。
災害時など非常時には、動きが取れなくなることも考えられます。
もし、そのような視覚障害者を見かけた時は、ぜひお声をおかけください。
その時に注意していただければありがたいことが幾つかあります。
1.いきなり白杖や腕をつかんで引っ張ったり、後から押したりしないこと。
2.まず助けが必要かどうか尋ねてください。
3.手引きを行う時は、視覚障害者に肩か肘のあたりを持たせ、半歩ほど前を
歩調を合わせながら歩いてください。
4.段差やエスカレーターの前では一端立ち止まり、方向の指示は「右」、「左」の
ように説明をしてください。
こうした皆様方の善意で、私達は安心して町を歩くことが出来るようになります。
現在「白杖SOSシグナル運動」の普及、啓発の取り組みがなされています。
「白杖SOSシグナル」とは、視覚に障害のある方が、外出先で道に迷ったり不安な時や
災害時など何か困った際に、白杖を頭上50cmに掲げて周囲に助けを求める合図の
ことで、近年その普及啓発の取り組みがなされているところです。
障害者に関するマークについて 内閣府
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いします。